壁塗り
昨日は、作家の坂本佳代子さんは、静岡から大きな絵と一緒にトラックに乗って搬入にいらした。
そして、また4時間後には、どんこにのって実家,富士市へお帰りになるらしいが、一人で飾り付けという。
今回は、私も出番とばかり、時間に間に合うように頑張った。
この頃、年をとってきたせいか、無理をすると,次の日にしっかりと疲れからくる症状なるものが出る。
しばし、私の元気さにも翳りが見えてきたため、身体をいたわりながら,ライトの微調整をするのである。
坂本さんの作品は、余白が美しい作品なので、壁の汚れは致命的と思い、作品をきれいに見せたいと強く思ったので、坂本さんとおにぎりを一個ずつ食べ終わってから、作品を外して、白く壁を塗った。
さっぱりときれいになったので,気持ちがいいが、さて、次の日に、疲れがどっと押し寄せなければいいが、やや心配になった。
しかし,どうしても行かねばならぬ上野の美術館と船堀でのアートイベントがある。
上野は、大変な賑わいだ。
賑わう人の群れの中で,ひたひたと孤独感が湧いてきた。
家族がいないと行楽日和もさびしいなあなどとセンチになったりする。
やはり,夕方から、昨日の壁塗りの疲れが出てきたようだ。
楽しみにしていた船堀でのアートイベントは、諦めて、自宅に足を引きずるようにして帰った。
弱々しくなったものである。