友遠方より来る、また楽しからずや。
との言葉通り、懐かしい友人からのメールがニュージーランドから来た。
彼女は、児童書や絵本の編集者であった。
明るく,きれいで、聡明な編集者であり、いい絵本をいつも紹介してくれた。
お陰で、うちの姪っ子や甥っ子のクリスマスプレゼントは,大変珍しい海外の翻訳絵本ときまっとる。
彼女の紹介で、セーラー出版の絵本の展覧会などの企画も行うことが出来た。
絵本は子供のためのものだろうか?
疲れた大人にこそ,こころの栄養は必要なものだ。
以下、彼女からのメールだ。
部分は抜粋ですが。
久しぶりに羅針盤のサイト訪問しました。
羅針盤10年になるのですね。
展示会のなかに、成瀬遼さんや河原隼平さん、小山利枝子さん、そして藤澤伸介さんのお名前を拝見して、
時が止まったかのような懐かしさを感じました。
でも、皆さんの今の作品を拝見して、そこに進化を見、時間の流れを感じ、
羅針盤に足蹴く通っていたのももうずいぶん前のことなのだなと、感慨深くなりました。
5月8日の日記が印象的でした。
阪本佳代子さんの絵のタイトルいいですね。
でも、岡崎さんの言葉もストンと心に響きました。
「私の生活はかっこよくない」
「人と人とがつながって、軌跡を描いて今がある」
「人間の営みというのは〜」のくだり。
自然体な文体の陰に、10年の重みを感じました。
私たちのNZでの暮らしも4年目に入りました。
実は早くて年末、遅くても来年の春までには日本に戻ります。