学園祭
昨日は風邪気味で本当はゆっくり静養したかったが、そうはいかない。
昼に新宿高島屋で、池崎義男と中野嘉之のコラボレーション展があるので、書家の姫と待ち合わせ。
姫は、私の尊敬してやまない書家、拓本家であり、人間としても尊敬出来る素晴らしい師なのである。
姫との出会いは、書道室。
文化祭の催しに、国宝級のお宝が山のように展示されているので、のぞいたところ、ここで姫に出会い、話が弾んだ。
数年前に毎日書道展でグランプリ。
藤の木を裂いた筆のようなもので、えいてつの太鼓にインスパイアされて書いた近代詩文書は,本当に素晴らしかった。これこそ,前衛。
小さな身体でパワフルに飛びまわっていらっしゃるが、今年で高校教師も退職の年とのこと。
高島屋の展示で紙と墨の話が、いつまでもつきないが、ここのところはあきらめて、多摩美術大学の学園祭に向かった。
バス停から、やっと着いたが裏門。
歩けども歩けども、辿りつけず、夕暮れが迫ってきた。
私の通った大学とはかなり様子が違っているので、面食らった。
山の遥か彼方まで校舎があるのであった。
私の行っていた大学には、農場があったが、ここに比べると小さいものだなと思った。
やっとこさで辿り着いたが、油画の展示を見るのでいっぱい。
今度行くときは、早朝に出発しなければと思った。