こんにちは。羅針盤でボランティアをさせて頂いています、明治学院大学大学院1年の小原賢佳(こはらさとか)と申します。
僭越ながらコンパス通信にて画廊の様子をお伝えしていきたいと思います。
現在羅針盤では「女流日本画家12人展」を開催中です。「女流日本画家」の展覧会ということもあり、お客様も女性が多く、華やかな廊内です。
12人の作家さんの作品の展示ということで、壁一面にたくさんの作品が掛けられております。しかしながら不思議にも暑苦しくなく、さわやかな印象の作品群。ぶらりとお立ち寄り頂ければ涼んで帰って頂けると思います。
ところ狭しと作品が並んでもうるさくないのが日本画の良いところ。
出品作家の木村みなさんとお話していて、日本画は画材に魅力があるという話になりました。
一体いつから使われるようになったのか、絹地や胡粉、緑青など日本画で用いられる画材は、日本人に飽きられることなく使われ続けてきました。
そこには大和心をくすぐる魅力があるのでしょう。独特の透明感や質感は、自然から作られた絵の具だからこそのもので、古くから自然を崇拝してきた日本人にとっては自然の美と通じるものがあるのでしょうか。
8月3日(土)までとなっております。是非お越しください。