作家さんインタビュー★
こんにちは!暑い日が続きますね!熱中症に注意して過ごして下さい!
今回は吉岡順一さんにお話を伺いました!
展覧会のテーマは何ですか?
ー非現実的な世界や、「寓話」をテーマにしています。作品では、面白い形のものや、人が見た時に分かりやすいものを心がけて制作しています。
全体的な色合いが白っぽく霞んだような印象があり、飛行機や戦車のような絵が多く見られますが、戦争をイメージしていたりするんでしょうか?
ーよく言われるのですが、そういうつもりは実はないんです。ただ、一見可愛らしいものにも、裏の顔がある、ということや、形は借り物であるということを表現しています。
白っぽい色にしているのは、マチュールやテクスチャーを見やすくするためです。霞んだような印象にしているのは、時間の経過や風化を表現したいからです。
どんな風に描いているんですか?
ー木製パネルにキャンバスを貼り付け、アクリルとメディウムを混ぜたものを塗り、しっかりとした地を作ります。その上から膠とアクリルメディウムの混合物を塗り、形を盛り上げたりします。乾いたら上からニードルなどで削っていきます。決して新しい技法ではありませんが、ここまで削るのは珍しいかも知れませんね。5年程前からこういった作品を作っています。その前まではかなり抽象的な作品を作っていました。しかし、抽象作品は無責任にイメージをさせてしまうという欠点があるのも事実です。やはり少しは何かの形を作ってイメージを誘導させることも必要なのかも知れません。
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吉岡さんありがとうございました!
中高一貫校で美術の先生をされているということで、展覧会場は吉岡先生を慕って来た女子大生がたくさん!☆
久しぶりに年齢層の若い会場でワクワクしました♪