アートソムリエの山本さんが以下のようなブログを書いてくれていた。
『ギャラリー羅針盤に行ったが、入るなり社会主義国のポスターかと思うような絵が目に飛び込んできた。よく見ると板を掘ってあり、版木のようなものに色をつけたような作品だ。いまどきこんな絵を描いている人もいるのだと、やや驚く。』
さらに
『前述した永田義信さんは、筑波大学を卒業し、2006年には青木繁記念大賞を受賞しているし、二紀会でも既に同人であるがこれではとても絵では食えないだろうと思ったが、やはり学校の美術の先生をしているようだ。流行を追うのはやさしいが、いまどきこんな絵を描いているところが好きだ。』
「今どきこんな絵」なので、ある種の異様なインパクトがあり、かなりの反響があり、貨幣と利殖の業界の新聞紙に大きく一面で、若手作家のホープとして紹介されることになった。