« あいしているのか、いないのか | | いまどきこんな絵 »

あいうえお はひふへほ

姪のももを連れて、奥野ビルのギャラリーに行った。
地下の階段下のギャラリーで靴の足跡をかたどった絵にももは反応する。
『おもしろいねえ』振り返りざま、ここもギャラリーかと問う。
さらに銀座一丁目というギャラリーで、ももちゃんは叫ぶ。
『あ、猫集会だ』
そして、猫の絵がらのピンバッチを見つけた。150円。
にんまりしながら、オーナーさんにお金を差し出した。
そして、自分の住所を書いた。
「もえもえ(萌々)なんだあ」と声をかけられたところ、いつになくはっきりした声できっぱりと言い放った。
「も も  です」
ももは、ミヒャエルエンデのモモなので、もえもえではないと後でおばちゃんに語って聴かせた。

以下の詩は 姪のももが小学4年生の時に毎日新聞に掲載された詩である。

あいうえお に はひふへほをつけたら
あは いひ うふ えへ おほ
なんだか たのしくなってくるよね

おかざきもも


ももは昨日九州の家に帰った。
空港について、大好きなコカコーラを飲んだ。
そして,別れたあと、『今搭乗口に着いたよ!緊張するなあ』と絵文字付きのメールをくれた。
今どきの中学生は,メールで返答するのである。

モモのパパは、佐野紀満のファンである。
倉庫会社の役員なのだが、常務室には新たに3点の新作が飾られていることだろう。
ももとぱぱは画廊に来るなり、佐野くんの絵に釘付け。
これもあれもと親子で選び、3点をゲットした。
母と弟とももで買い占める日も近い。

 


  〒104-0031 東京都 中央区 京橋 3-5-3 京栄ビル2F
TEL&FAX 03-3538-0160

E-mail info@rashin.net