先日、国立近代美術館にイタリア現代陶芸の巨匠であるカルロ・ザウリ展を見に行った。
ちょうど、ギャラリーガイドの日で、講義を聴きながらの展覧となった。彫刻に触ることもできて、たいへんおもしろかった。
見終わった後、2Fのレストランでハーフサイズのチキンとビールを頼んだ。クイーンアリスは有名店だけあって、料理は格別においしい。午後のテラスにでて、暮れてゆく空の様子をみながら、のんびりするのがいい。
日が暮れる前に相棒を誘って、晴海に寄港しているエクアドルの帆船を見に行った。世界の艦船の専属カメラマンから、今日は入れないとの情報だったが,午後からは一般公開をしていたので、甲板で潮の香りを楽しむことが出来た。練習船の帆船なので、小さいながらもシルエットは美しい。
艦船マニアらしき人物がいるので,話しかけると,これから来航するいくつかの船の情報を教えてもらった。
月刊誌『世界の艦船』編集部に勤めていたのは10年も前のことだが、艦船マニアは今も健在のようだ。
以前,日経ラジオに出演したとき、クラムアートの大西さんが軍艦の話ばかり、聴きたがり、本題のアートの話に戻るのが後回しになった、羅針盤のルーツは軍艦なんだと納得していただければよかった
だけのさわりであったのに。