能登 真理亜 展

2020.3. 2.Mon.〜3. 7.Sat.

11:00〜19:00

※最終日17:00まで





Noto Maria
1991 神奈川県生まれ
2016 東京藝術大学 日本画専攻卒業
2018 同大学大学院美術研究科 日本画修士課程 修了
修了模写 「国宝伴大納言絵巻 現状模写」 東京藝術大学買上
受賞等
2015 財団法人森谷育英会修学奨励金 奨励賞(’16)
2016 「seed 山種美術館日本画アワード 2016」(’19)
碧い石見の芸術祭 石本正賞」 奨励賞
「ギャラリーへ行こう 2016」('17,’18)
2017 「第 22 回松伯花鳥画展」
2018 「FACE展2018 損保ジャパン日本興亜美術賞展」
「第 73 回春の院展」 初入選(同 74 回)
「第 8 回前田青邨記念大賞展」
「再興第 103 回日本美術院展」 初入選(同104回)
展示等
2018 「能登真理亜 古山結 二人展」 アートスペース羅針盤
「有芽の会」 池袋西武
「年末年始に飾る絵画」 西荻窪数寄和
「たいせつなもの展-平成-」 靖山画廊
2019 「桃の節句」 西荻窪数寄和
「第 4 回渺渺展小品展」 東急百貨店たまプラーザ展
渺渺展 東京銀座画廊、ギャラリー和田
個展 「ひとりたちへ」 西荻窪数寄和
「たいせつなもの展-Ah-Un-」 靖山画廊
2020 「-Nouvelle Generation-次代を担う作家展」大丸東京
「第 5回渺渺展小品展」 東急百貨店たまプラーザ

ひとりたちへ

都会で暮らしていると、溢れるほどの人と膨大な情報に時々目が回りそうになります。自分がぼやけて霞んでいくような、そんなどうしようもない寂しさに襲われて、どこか遠い静かなところで一人になりたくなります。

もしかしたら私だけではなく、誰もが誰とも分かち合えない寂しさを持った「ひとりたち」なのかもしれない、そんな風に考えたりもします。

作品の中に佇む誰かーーその誰かは、彼であり、彼女であり、ともすればあなたでもあり、わたしです。そんないつかのどこかの「ひとりたち」の風景を描きました。
私は絵を描くことで、あなたはそれを観ることで、束の間の一人の時間を過ごし、深呼吸をして、そしてまた日常に戻ってゆくのです。






 


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