羅針盤セレクション 2018  VOL.3

2018.6.18.Mon.〜6.23.Sat.

11:00〜19:00

※最終日17:00まで


和久田 大仁
成田 淑恵
西谷 真梨子
樋口 綾香






樋口綾香 Higuchi Ayaka
― 略 歴 ―
2015年 女子美術大学 短期大学部 卒業
2017年 女子美術大学 日本画専攻 卒業
2018年 女子美術大学 大学院 日本画領域 在学中

〈展示、受賞等〉
2015年 女子美スタイル2015(東京都美術館)
女子美術大学 短期大学部 美術コース 卒業制作賞 受賞
JAPAN ART FAIR in MANHATTAN NYK (atelir mu:min)
八つ手展(art space kimura ASK?)
2016年 彩の会(埼玉県立近代美術館)
碧い石見の芸術祭(浜田市立石正美術館)
2017年 株式会社ギオン相模原大賞 特別賞 受賞
2018年 3月 jhoshibision2018(東京都美術館)
ゆめのつづき展(on the wind)

西谷 真梨子 Nishiya Mariko
― 略 歴 ―
1986年 東京生まれ  
2007年 VOL4.U-35・500人小作品公募展示販売EXHIBTION 09’(横浜赤レンガ倉庫1号館)
2008年 東北芸術工科大学日本画コース卒業
東北芸術工科大学卒業制作展 優秀賞受賞
三人展(ぎゃらりぃ朋)
道展(アートフロンティア)
2009年 第11回野桜会展 野桜大賞受賞
VOL.1ART FREEDOM EXHIBITION2008-2009(横浜赤レンガ倉庫1号館)
干支展(アートフロンティア)
二人展(ぎゃらりぃ朋)
2010年 萬猫展(フリュウギャラリー)
個展(ぎゃらりぃ朋)
2012年 北斗七星展(アートスペース羅針盤)
2013年 U-35 ART FREEDOM EXHIBITION (横浜赤レンガ倉庫1号館)
第一回 飛の会(佐藤美術館)
女流日本画家12人展(アートスペース羅針盤)
第4回「こめつぶつぶより」展(ギャラリィ&カフェ山猫軒)
個展(ぎゃらりぃ朋)(2回目)
2014年 女流作家展Vol.2(アートスペース羅針盤)
第5回「こめつぶつぶより」展(ギャラリィ&カフェ山猫軒)
2015年 女流作家展Vol.3(アートスペース羅針盤)
2017年 羅針盤セレクション2017〜新作&ポストカード〜(アートスペース羅針盤)

現在 東京在住

和久田 大仁 Wakuta Masahiro
― 略 歴 ―
1992年 石川県金沢市 出身
2015年 第89回国展初入選 以降入選【国立新美術館】
2016年 富山大学芸術文化学部 造形芸術コース 卒業
GEIBUN 富山大学芸術芸術文化学部 卒業生・修了生 有志展 【銀座 井上画廊】
2017年 アートフェア富山【富山ガラス美術館】
ビエンナーレ TOYAMA 【富山県美術館】
パタナシン芸術大学交流展【富山ガラス美術館】
2018年 個展 Singularity - 無機の胎動-【高岡 ギャラリーVenere】
富山大学芸術文化学研究科 修了

成田 淑恵 Narita Yoshie
― 略 歴 ―
1983 岐阜県生まれ
2001 岐阜県立恵那農業高等学校園芸科卒業
  洋画家 故・滝川英明氏に師事

主な個展
2012「成田淑恵油彩展」恵那文化センター、岐阜
2013「成田淑恵展―わたしの動物たち―」ギャラリー彩、名古屋
2016「成田淑恵展―わたしの動物たち―」カフェギャラリーわッつ、愛知
2017「成田淑恵展Callenge Wall7 」軽井沢ニューアートミュージアム、長野
  「成田淑恵展 二つの動物画」galleryなすの花、岐阜
 
主なグループ展
2008「行動展」入選、国立新美術館、東京(‛09)
2017「第34回上野の森美術館大賞入賞者展」上野の森美術館ギャラリー、東京
   「第54回太陽展」日動画廊、東京
   「第44回日動展」日動画廊、東京
   「第56回ミニヨン展」日動画廊、東京

受賞歴
2008「上野の森美術館大賞展」賞候補
   「岐阜県美術展」県展賞
2009「上野の森美術館大賞展」第一次賞候補
2016「上野の森美術館大賞展」優秀賞
2017「昭和会展」優秀賞
   「TYK絵画大賞展」大賞

メディア
2016 NHK岐阜放送局「ほっとイブニングぎふ」第33回ぎふカルチャー

中学時代にサルバドール・ダリの作品を見たことをキッカケに、人に驚きや感動を与える、自身
が亡くなった後も輝き続ける作品を自分も表現したい、という思いから、本格的に画家を志す。
美術系の高校・大学には進学せず、同じ岐阜県中津川市の故・滝川英明氏の絵画教室で
約10年に亘って油絵を学び、技法や表現を磨いた。滝川氏との出会い、そして単なる先生
ではなく「恩師」と呼ぶべき存在を得たことは、美術学校に通う以上に彼女の画家としての
成長を支えたに疑わない。
そんな彼女が描くモチーフは一貫して動物。自然界にたくましくも伸び伸びと生きる動物たちの
姿に魅了され、その生命の輝きや温もりを色鮮やかに表現してきた。
しかし、近年 起こった大きな震災・自然災害によって、日常の尊さや自然や動物との関係性を
思い起こされ、作品にも変化が生まれる。今までカラフルだった画面はモノクロを基調として
描かれ、不安や悲しみを新たに作品に表現する事を試みた。
それによって生まれた「VOICE」には、サイの体に津波や噴火といった災害が、痛ましくも決し
て忘れてはならない事として刻み込まれている。今の自分に何ができるのか、自分にしか描けな
い絵とは何なのか。自問自答の末に描かれたこの作品は、上記の上野の森大賞展にて優秀賞
を受賞。作家としての成長を指し示した。
これからも今の自分にしか表現できない物、描きたい物の探求は続いていくだろう。





 


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