今展示では、2015年から継続的に発表している狩野芳崖『仁王捉鬼図』に端を発した日本絵画と現代の事象をハイブリットさせ可逆的に考察するSOKKIシリーズの新作3点を含む計5点の展示を行う。内1点は、同シリーズ初の立体作品となり木材を使用した全長３mを超えるスケールの作品となる。またスケッチを主体とした小品も併設、展示を行う。

プロフィール

四宮義俊【 シノミヤ ヨシトシ 】／美術家・日本画家
1980年神奈川県出身。

'99年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻入学。
'03年同大学卒業。卒業制作でサロン.ド.プランタン賞、台東区長賞、平山郁夫奨学金賞受賞。'08年同大学院博士課程修了 博士号（美術）取得。
平面絵画をベースに立体作品、アニメーション作品、書籍の装画やテーマビジュアルなどを含め幅広く制作。
近 年の活動として。'17 個展Kart Invitation Program Vol. 08 四宮義俊展「描くことから始まる世界」［河合塾美術研究所新宿校 Gallery Kart］。'16 個展『緑奏〔四宮義俊緑の仕事〕』［東京国際フォーラム フォーラム・アート・ショップ内ギャラリー］。
'15個展｢ソッキ｣ー四宮義俊の新しい夜明けー［アートスペース羅針盤］。'17『劇場版ポケットモンスター20周年記念ビジュアル』'16『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016』 テーマビジュアル。'15『記憶の森を育てる意識と人工知能』』茂木健一郎／著（集英社）装画。
映像作品として、'15 NHK-AC共同キャンペーン「『もったいない』で明日は変わる」アニメーションCM監督。 '16『君の名は。』「回想シーン」演出・原画・撮影。『この世界の片隅に』水彩画。などを担当。