日本画の素材は独特で、その可能性は未だ計り知れないものがあり、柔軟性に満ちています。この素材を用いて、私の身の回りで起こる事象、見過ごされそうなもの、足元にあるものを定められた平面の中で象り、自分の世界観を表現しようと考えています。
今回は、人の気配を感じない裏道で、小さいながら魅力的な姿を有し、生を謳歌している草花の形を借りて、賑やかな足元の世界を表現しました。
木村みな
略歴
2002 女子美術大学大学院美術研究科修了
創画展(第29回〜)東京都美術館 京都市美術館
2009 「九州ゆかりの日本画家たち」熊本市現代美術館
2011 個展「マイオリル」展 銀座gallery女子美
2012 個展「タエナルタネ」展 アートスペース羅針盤
2013 第39回春季創画展 春季展賞
2015 exhibition A 新生堂
2016 第42回春季創画展 春季展賞
will+s展 西武アートフォーラム
2017 まなざしの先に(女子美 若手支援プロジェクト展)丸ビル3階回廊
他、個展グループ展多数
女子美術大学 非常勤講師 創画会会友 |