1999年の3月にオープンしたアートスペース羅針盤は横尾龍彦展を開催しました。
前の年に横尾龍彦先生宅にお邪魔して、個展の依頼をし、1999年、2003年、2004年に新作展を2006年には、青の時代の回顧展を開催しました。
2006年頃に先生が脊髄の手術をされ、病院にお見舞いに行った時、私宛の一冊のノートを渡されました。
そのノートには、生き方の基本
1.自分の人生の真の目的を知る
2.仕事は何のためか?自己に問う
3.自分が生かされる為には人を生かす
と記されています。
全文は画廊に掲示いたしました。
たくさんのことを教えてくださった先生が2015年の11月にお亡くなりになりました。
作品に囲まれていると、先生がすぐそばに生きていらっしゃるような不思議な安心感に満たされます。
ゆかりのありました方々にご覧頂きたく、ご案内申し上げます。
アートスペース羅針盤
岡崎こゆ
横尾 龍彦/よこお たつひこ
1928 年福岡県生まれ。東京芸術大学日本画科卒。1965年ルドルフ・シュタイナー研究会高橋巌教授のセミナーに参加。1978年より鎌倉三雲禅堂、山田耕雲老師に師事、以後毎年接心、独参を続ける。1985年ケルン郊外に居住。現在ベルリンと秩父にアトリエを設け東西を往来する。B・B・K・ドイツ美術家連盟会員。1989年、東京サレジオ学園の聖像彫刻、吉田五十八賞受賞。これまでに、国内はもとより、海外での個展、グループ展多数開催。
2015年11月23日、死去、87歳。 |