マチダナオ展

2014.2. 3.Mon.〜2. 8.Sat.

12:00〜20:00

※最終日18:00まで





マチダナヲ


1983年  東京都出身
2001年  第一回福知山市佐藤太清賞 絵画の部 特選
2002年 女子美術大学付属高等学校卒業
      多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻 入学
2005年  グループ展「ダンデラ展」(小津和紙ギャラリー/日本橋)
2006年 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻 卒業
      多摩美術大学大学院美術研究科 入学
    グループ展「e-mit」(銀座スルガ台画廊/銀座)
藤沢昆明友好都市提携25周年記念「日中文化交流展」
     (昆明市博物館/中国雲南省)出品
2007年  グループ展「毛玉展」(ギャラリー青羅/銀座)
    グループ展「e-mit2」(銀座スルガ台画廊/銀座)
2008年 多摩美術大学大学院美術研究科 修了
   グループ展「毛玉展」(東和ギャラリー/銀座)
     「11th contemporary Young Painters Exhibition from Japan」出品
     (Zainul Gallery/Bangladesh)
2009年  グループ展「萌えるアジア展」(中和ギャラリー/有楽町)
    グループ展「※come展」(藤屋画廊/銀座)
グループ展「e-mit4」(銀座スルガ台画廊/銀座)
2011年  マチダナヲ個展『M』
2013年 グループ展「越境の試み展」(上野の森美術館ギャラリー/上野)  

生きていようとそうでなかろうと形あるものが潰えてゆく様
花が咲いたり深緑色が強くなってゆく様
母を形成していた記憶の塊から色んな感情が剥がれ落ちてゆく様
置いてきたものと残してきたガラクタが自分の身体の一部になってゆく様

自己の持つ記憶の中に自分の桃源郷も見出せるのだ。躍動する蓮と唸りをあげる水面。
でもきっと忘れてしまう。
モノをモノと捉える時に私はどれだけの感覚を研ぎ澄ませているだろう、感覚を持て余していないだろうか。
そしてどれだけのものを自分は形にして、どれだけのものを手放しただろう。
いつもの交差点も、昨日の雨で流れの強くなった川の流れも、生きる繰り返しの中に埋れて、勿体無いと思ってしまう。
目指すところ自分の生活の一部が遠のいてしまうのが辛いので、記憶にするために記録しているのでしょう。
忘れることは悪いことではない。でも思い出す取っ掛かりに付箋を貼る。
そうやって、忘れないように薄れないうちに絵を描く。






 


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