略 歴
1980 富山県生まれ
2005 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
八王子正福寺天井画制作
2007 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画領域修了
2008 個展「Wordʼs color」 (アートスペース羅針盤)
「羅針盤セレクション 日本画小品展」 (アートスペース羅針盤)
2009 「羅針盤セレクション 様々な日本画」 (アートスペース羅針盤)
2010 「羅針盤セレクションVOL.2 注目の新人作家6人展」 (アートスペース羅針盤)
個展「time after time」 (アートスペース羅針盤)
2012 全国絵画公募展「IZUBI」 入選
個展「Landscape from Kamaishi to Ishinomaki」 (アートスペース羅針盤)
ART AWARD NEXT II 入選
EMERGING DIRECTORSʼ ART FAIR ULTRA005 (MITSUI ART)
第1回 VANコンテスト 金賞 (株式会社ベリタス)
日本芸術センター第6回絵画公募展 入選
2013 第1回損保ジャパン美術賞 入選
第15回絵のまち尾道四季展 入選
美術新人賞「デビュー2013」 入選
Young Art Taipei (湘南台project/MITSUI ART)
jpg: webやPCで閲覧する画像の大半を占めるデータ形式。非可逆圧縮されたデータなので保存を重ねるたびに画像が劣化していく。
1枚の写真を見る時それが思い入れのある場所であれば、いつ撮られたものであろうと何かを思い出さずにはいられないだろう。
また、何て事の無い景色でもその日が特定の日付であればその景色の捉え方に変化を与えるのではないだろうか。
視ると言う事は記憶と情緒が視覚から得た情報を主観で上書きしていく事でもあるのかもしれない。
日々手に入る情報は簡潔に伝える為に圧縮されたもので、出来事をすべて伝えているわけではない。
新聞等の読み比べで情報を多角的に検証する事で、編集者の主観に流されない情報の俯瞰が可能であるが、
webの進化により受動的に入ってくる無駄な情報が増えた今、どこまで僕はそれらを客観視できているのだろうか。
仮に目の前に与えられた情報に嘘や誇張がなかったとしても、感情がある故に自分の意識に引っ張られ真実から遠のいてしまうことも往々にしてあるだろう。
誰もが情報を世界に発信できるようになった今、世界で起きている何かに対して僕はどこまで理解できているんだろうか。
吉川
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