こころにふれる風景が
たしかにそこにあるように、、、、、
私の絵との対話
私の絵は、支持体(パネル)をつくるところから始まることが多い。描く絵の大きさ、形の構想にそってパネルを作り、下塗りを重ねる。白く平たな支持体に顔料とメディウムをその都度混ぜ合わせながら描いてゆく。支持体や素材は、その使い心地を少しずつ覚えながら、だんだんと現在のかたちになってきた。
描き始めると、私はいつも夢中になりのめり込んでゆく。ふと立ち止まり離れて、またのめり込んで揺る、それは、色感や色彩を持った画面が「何か」を発するまで繰り返され、「絵」になってゆく。そこからまた画面とのやりとりが、今度は対話するように繰り返される。・・・そして「絵」が出来てゆく。それは私が「私」と向き合うこと。・・・・まだまだ、分からないことが多く、今はそのように制作している。 浅野紋子
浅野紋子さんは、自己と対話しながら絵を描く。多摩美術大学を卒業し、2004年に初個展を開いた頃は、まだ支持体や素材と格闘していたが、既に質感や色彩には天賦のセンスというものが溢れていた。
このたび『美術の図書 三好企画』より『post card book 浅野紋子 』 が発行されることになり会場にて初御披露目となります。皆様のお越しをお待ちしております。
アートスペース羅針盤 岡崎こゆ
『post card book 浅野紋子 』 2010年10月25日 発行
美術の図書 三好企画 miyoshikikaku.com
¥1500 画廊で販売しています。
メールにてのお問い合わせも受け付けています。宜しくお願いします。
経歴
1978年 千葉市生まれ
2001年 第四回熊谷守一大賞展出品
2002年 多摩美術大学絵画学科油絵専攻卒業
2003年 第6回千葉多摩美会出品(以後毎回出品)
2007年 千葉多摩美会10周年記念展 で奨励賞受賞。
2009年 第27回上野の森美術館大賞展出品
個展
2004年 アートスペース羅針盤(東京/京橋)(06)
2006年 カフェ&ギャラリーNAJA(千葉市)(08)
2007年 カフェ&ギャラリーNOYARA(東京/高円寺)
2008年 ちばぎんアートギャラリー(東京/日本橋)
Gallery bar kajima (東京/銀座)
2010年 ギャラリー テムズ (東京/小金井市)
アートスペース羅針盤(東京/京橋)
カフェ&ギャラリーNAJA(千葉市)
グループ展多数
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