野崎慎

1984年　埼玉県に生まれる
2008年　多摩美術大学日本画専攻卒業
現在、　多摩美術大学大学院日本画研究領域　2年在学中

2007年　夢ビエンナーレ入選作品展　（八王子市夢美術館）
　　　　　 第18回臥龍桜日本画大賞展　入選
　　　　　 グループ展　（プロモ・アルテギャラリー）
　　　　　 守谷育英会修学奨励金　特別賞
2008年　多摩美術大学日本画卒業制作展　（東京銀座画廊）
　　　　　 第11回川の絵画大賞展　入選
　　　　　 グループ展　（ギャラリー渓）
2009年　 トーキョーワンダーウォール公募2009　入選
　　　　　 第20回記念臥龍桜日本画大賞展　奨励賞
　　　　　 多摩美術大学大学院版画・日本画合同展　（佐藤美術館）
　　　　　 第18回佐藤国際文化育英財団奨学生展　（佐藤美術館）

−The Ambiguous Figure-

例えば　枯れゆく花を見て　生をより強く想い、刻々と過ぎゆく時に身を置いているからこそ　一瞬一瞬をかみしめる

差し込む光が強ければ強いほど　その影は色濃くおちるように、希望や期待が大きいほど　不安や葛藤も大きくなる

この相反する複雑な感情は、わたしの頭のなかで 交互に反復を繰りかえし永遠にとどまることを知らないけれど、一筆一筆に託し昇華させることでこの感情が前へ踏み出していく強い意志に変わること願っています。