すきずき展では、羅針盤で販売した作品がたくさん展示されている。
私のおすすめの松岡歩、岩坪賢、佐野紀満、小田恵理子などの作品が展示されている。
どれもが大変魅力的でいい作品ばかりだ。
こんなにいい作品を扱っていたんだなあと、自分ながら、誇りに思う。
また、自信を持ってお勧め出来た作品ばかりで、ホッとした。
名だたる高名な作家の隣に飾っていても、遜色ないではないか。
ああ、来て良かった。
自分の目を確かめるためにも、たいへん勉強になった。
お金を出して買っていただけることは、それだけ厳しい鑑識眼にさらされる運命にあるのだと思う。
コレクション展のあとは、深谷市の有名な料亭に連れていってもらい、懐石料理をごちそうになった。
若輩者の作家二人連れである。
なんと至福のひととき。
美味しいワインをいただきながら、えも言われぬ豪華な素材の懐石料理をしみじみ味わう。
これぞ、至福の至り。
究極の幸せ。
大好きな絵、美味しい料理、楽しい会話、それ以上に何が必要なのか?
楽しむために生まれて来たのだと信じて疑わない日であった。