中学2年生の頃、スケ番の集団いじめを見た事を思い出した。
小田さんの描くように、髪を引っ張ったりしていたが、だんだん、エスカレートし、服を脱がし、裸のまんま、引きずり回すのだ。
放課後になると、儀式のように続くので、大変怖かった。
幸い、被害に遭わずに無事、高校に入学。
その後は、いじめという理不尽な経験はしなくてもすむような環境になった。
何時の時代もいじめはなくならないとは思うのだが、小田さんの描くような英雄きどりの男の子はこの頃少なくなっているような気がする。
木刀や刀をもって、正義をもって闘う男子の遊びは、失われていくのではないか?
闘争心は、人間の本能である。
草食系とかいわれている男たるもの、もう一度、野生の本能を呼び覚まさない限り、日本の国家も存続が危うい。