荒井 裕太郎
1960 東京生まれ
1985 東京芸術大学美術学部卒業
1987 東京芸術大学大学院修士課程修了
個展等多数
金属板を機械的加工ではなく、手で折ったり、曲げたり,潰したりすると硬質の不自由さ故、予想外の形が生まれる。
それはひしゃげ、ねじ曲がった姿だが、選びとることで作品化される。
pouch like one(袋状の1つ)、出発点の構造を袋状にすると、金属でありながら、柔らかい艶かしい表情を出す。
それはまるで生きとし生けるもの又は臓器のようだ。
錆色は土と生きるもの、鮮やかに着色したものは南の海で見たものを連想させる。
皆様には、何に見えてきますか?
いろいろ想像し、お楽しみいただければ幸いです。
荒井 裕太郎 |