中風 明世 展

2009.8.24.Mon.〜8.29.Sat.

11:00〜19:00

※最終日17:00まで





中風明世 nakakaze akiyo

1960 岐阜県生まれ
1982 武蔵野美術大学卒業

1996 モダンアート展(東京都美術館)〜2008まで
2000 岐阜市文化奨励賞受賞
2002 文化庁主催 現代美術選抜展
モダンアート協会会員

2000 中風明世展(画廊光芳堂、 ギャラリーなうふ同時開催)
2003 中風明世展(アートスペース羅針盤)
2005 中風明世展(アートスペース羅針盤)
2006 中風明世展(アートスペース羅針盤,北ビワコホテルグラツィエ、ギャラリー)
2007 中風明世展(アートスペース羅針盤)
2008 中風明世展(アートスペース羅針盤)
2009 中風明世展(ギャラリーパスワールド)
2009 中風明世展(イナガキ・コスミック・ギャラリー)



青の作品

  自分の内面に、言葉にできないほど深く、広く、輝くような青色が染みて行く時があります。
愛する人への思い出や、心を動かす風景や、その二つが織りなす特別な思い出であったりします。
  海を見て、その果てしない水平線に思いを馳せます。水平線上に広がる広大な空、宇宙を見て起きる心の振動は、時には大きく、時には繊細にシンクロし、海岸に押し寄せる波のようです。自分はその一部として包み込まれていきます。
  今を生きる一員として、過ぎ去った、あるいは、未来に向かって続く「時」の絶対的な象徴として、シルバーの織りなす色合いを楽しみました。
  心の中の哀切を誘うほど大切で、キラキラしている世界。
まるで水中に抱かれたり、空に吸いこまれながら愛を感じるような―作品を作りながら、終始、そう思っていました。

赤の作品

有機的な赤は生の昂揚、歓喜や感動が永久に続くようにとの祈りを表現しています。
無機的なシルバーは日常での別れ、生の最終での完全な別離、無、非情さを表現しています。
祭りはいつか終わるからこそ、強烈に楽しく、哀しい。



 


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