荒川由貴

略歴
１９７９年　東京生まれ
２００１年　多摩美術大学絵画学科日本画専攻　入学
２００３年　第１７回青垣日本画展　入選　（同２００４、入選）
２００３年　第３回佐藤太清公募展　入選
２００４年　タマ・デ・アート２００４　東京多摩ロータリークラブ賞
２００４年　第８回若き画家たちのメッセージ展　（すどう美術館、銀座）
２００４年　第１５回臥龍桜日本画大賞展　（同２００５、入選）
２００５年　多摩美術大学卒業制作展　（東京銀座画廊美術館）
２００５年　多摩美術大学大学院美術研究科日本画専攻　入学
２００５年　第１回competition G.A.T.E（銀座ソニービル、ソミドホール）　　　　 　　　　
　　　　　　　　　　　　アート＆デザイングランプリ受賞
２００５年　第１回世界堂大賞展　もうひとつの世界展　YES賞
２００５年　第２５回史水展（ギャラリークボタ、京橋）
２００５年　コレクターの見る視点展　
　　　　　（ギャラリー叢、表参道）（ギャラリーd.g、八丁堀）
２００６年　第三回利根山光人記念大賞展　入選
２００６年　第１８回ART BOX大賞選抜展　賞候補　（ART BOXギャラリー、銀座）
２００６年　守谷育英会美術奨励金　奨励賞
２００７年　多摩美術大学修了制作展　（東京銀座画廊美術館）
２００７年　荒川由貴展　（個展、新宿ギャラリー渓）
２００７年　日本学生支援機構　特に優れた業績による返還全額免除　認定
２００８年　Drawing−径と景−　（SAN-AI GALLERY,日本橋）
２００８年　第４回世界堂大賞展　マルマン賞
２００８年　羅針盤セレクション　日本画小作品展
（アートスペース羅針盤、京橋）
２００８年　マトリョーシカ＆グリーティングカード展（SAN-AI GALLERY,日本橋）
２００９年　荒川由貴展（アートスペース羅針盤、京橋）

人はいつまでこどもでいられるのでしょうか。

多くの喜びと悲しみを知り、消えてしまいたくもなったけれど、それでも『今』生きていて、いつのまにか『おとな』と呼ばれる存在になっていました。勤めている小学校のこどもたちと接していると、なんだか自分が子どもに還っていくような、そんな気がします。

ささやかな発見に大きな感動があり、世界は果てしなく広がり、ちっぽけな悩みに心の底から不安になり、涙が止まらないこともありました。

それは今も同じ、子どものときと変わらない私がいます。

歓喜し、怒り、泣き、笑い出す、感受性豊かな子どもたちのまなざしに懐かしさと切なさと、そして限りない愛で胸がいっぱいになります。
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒川由貴