このところ、災難続きで意気消沈,ブログも更新する気になれず、うつうつとしていたが、昨日の羅針盤10周年のお祝い会で元気になった。
日本画のお気に入りのメンバー10人ばかりで独楽という居酒屋で開かれた。
しかもお祝いに、前から欲しかった食器乾燥器をもらった。
音も静かで清潔。
「こんな私にも親衛隊がいるんだぞ」と、10人を引き連れて歩きながら、力強く思った。
そして、昔,荒れた中学で教師をしていた頃を思い出した。
毎日、ガラス窓が割れ、廊下をオートバイに乗った生徒が通り過ぎる、そんな中で、ほとんどの先生が腕を骨折しながら、生徒指導に当たっていた。
私はそのわる達から、「先生は本当に良い人だから、ガムあげる」などと元気づけられ、親衛隊のようなものがついて,守ってもらっていたので、全然危険な目に遭うことがなかった。
情業前には,必ず,『チョーク箱、お持ちします〜』と3名の男子生徒がやってきてガードしてくれた。
そんなに良い人とは思えない節もあるが、不良にはすこぶる人気があって困った。
真実、出来の悪い生徒ほどかわいいのである。
深読みされると困るが、お祝いをしてくれた作家さんらが日本画の風雲児かと勘違いされては困るので、一言付け加えると、みな、たぶん昔はクラス委員を務めるほどの優秀な人望もある方ばかりなので誤解のないように。