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漆絵

上野真由さんは、油画の起源に対する技法的な関心を寄せており、芸大在学中から油画が500年なら漆は9000年前からあるという漆に魅了され、何度もベトナムを訪れ、いずれはハノイに留学したい言っていた。
何事も粘り強く取り組む真由さんは、念願かない、高倍率の文化庁の海外留学生となり、ベトナムの伝統的な漆絵の技法を熱心に学んだ。
昔、少数民族の村に行き,フックンという男の子の絵を描いた。
聴くところによると、留学中に、成長したフックンにも会えたらしい。
真由さんの「ハノイ便り」というブログによると、世界遺産はもとより、あちこちの洞窟,少数民族の村などを訪ね歩いている。
ベトナムには少数民族の村ががたくさんあるらしい。
一年の留学を終え、ベトナムから日本に帰国したまゆさんは、ハノイで展覧会を予定しているから、その頃、現代美術館の学芸員さんと一緒に来てねと言った。
予定通り、季節の良い11月にベトナムに行ったのだが、その時の衝撃は今も忘れられない。

 


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