永田義信展を見にきたかわいい女の子三人。
どう見ても中学生。
画廊に入るなり、わあー、すごーい、、、、このおじさんちょーかっこいいと奇声。
画面にはいっている、ローマ字を読み出した。
あいしているのか、、、いないのか、、、アーーー読めた。
中学生を馬鹿にしてはいけない。ビビットな感性なのである。
画廊に行き慣れているおしゃれな学生らは、女子美の付属の中学生。
それをまぶしそうに眺めているのは、私の姪っ子のももちゃんである。
なんかちがう、、と、九州の田舎の中学生はおばちゃんの後ろから彼女達を見ていた。
夏休みになった中学一年生のももちゃんは、何を血迷っているのか、おばちゃんの画廊を継ぐと決めている。
今年,中高一貫の名門中学にはいったばかり。
西洋美術館でコローを鑑賞。
博物館で、恐竜を見、伊東屋で文房具を買ってゴキゲン。
元,国語の先生だったおばちゃんとしては、教えたがる思いを止めることが出来なかった。
しかし、モナリザの作者をすらすらと言えたのには驚いた。
中学生と言えども,馬鹿には出来ない。