この頃、週刊ポストなどで美しすぎる日本画家特集などが組まれている。
今、個展中の佐久間香子さんも八頭身あるプロポーションの持ち主で、日本ユニバースなどに出たら、よろしいのにと、お客様にアドバイスされていたので、写真を一部アップさせて頂いた。
「生命の一瞬の揺らぎを白い線で表現してるんですね」とのある鑑賞者の感想のように、大きなシャクヤクの花のまわりに白い線をずらすようにして、わくどりしているところが個性的な描き方になっている。
躍動感や生命のきらめきを絵に吹き込み、澄んだ空気を空間全体に醸し出しているあたりが、佐久間香子の魅力である。