鈴木さんの作品を見ていると、この地球のあるべき姿を思い描く。
それは、南フランスの陽光の降り注ぐニースの幸福な風景。
それは、また、バビロンの教会のステンドグラスから差し込む光。
そして、光の屈折によるプリズム。
目眩のするような美しさだ。
明るく,軽やかな垂直線は、天上界へと続く。
降り注ぐ光に、心が満たされる瞬間があった。
それはもう,紀元前の過去の記憶のように。
幼稚園の頃、牧師様は神様のお話をしてくれた。
小さな心にも一つの魂が宿る。
祈りは、きっと届くと信じてた。
手を合わせて、神様にお願いをする。
敬虔なクリスチャンではない私でも、今は光の進む方向に歩いていきたい。