高橋コレクションで有名な高橋龍太郎先生です。
先生は、精神科医としても著名なお医者様です。
私も先生のファンで本も読んでいます。
絵を買うことは、時代を買うこと、日本の若者が楽しくない世の中であれば、日本にも未来はないと言い切った。
ネオテニーの定義は、そのつど、変わるという。
成熟を拒否する若い日本のアーチィストが、いかに優れているか、洗練されているかを語ってくださった。
先生のコレクションは、日本の財産なのである。
大人買いが出来る先生の言葉から、スケールの大きさを感じた。
絵を買うということはきてれつな行為であり、余剰ともとれる、こういう行為こそ、人間を人間たらしめているのではないかという。
絵にはエネルギーがあるので、そのエネルギーを吸収することで、本来持っている人間の能力を最大に引き出すことも可能だ。
コレクトする人種の極地の所有欲にビビる日々である。