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作品をとおして人との出会いが楽しい

昨日いらした作家さんからのメールです。
こういう作家さんとの交流が私を元気づけてくれます。
画廊は、交流の場でもあり、自分自身を成長させてくれる場所でもあるようです。
作家の舞台であるからこそ、こちらは黒子に徹していなければと思います。

岡崎様

昨日は、突然伺ったにもかかわらず岡崎さんとお話が出来てよかったです。
羅針盤に伺うといつも頭の中でもやもやしている部分がすっきりとするようなお話が伺えるので驚きです。

岡崎さんとの会話の中でも出てきましたが、作家は作品が商品として大量に出回るということでなく、作品をとおして人との出会いが楽しいのではないでしょうか。 それが厳しい評価や嬉しい言葉であってもそれが財産になっているのではないかと、思います。また、そんな出会いによって作品1点1点に対しても責任が生まれてきますし、自分の行動にも責任が生じてきます。
作家にとって考えは様々でしょうが、僕にとっては大切なことのような気がします。
作品で生活をしているわけではなく、他の事で収入を得ているのでそんな事を言っていられるのかもしれませんが、この状況のことは本当に感謝するべきことですね。

さて、松坂屋さんのことですが、僕にとってはそういった意味でもとても充実した1週間でした。
画廊の方々から励ましのお言葉をいただいたり、色々な作家と関わっていらした中で感じていらっしゃることや出来事などをたくさん伺えたのは財産です。
もちろん、羅針盤でも展示でも毎回感じることですが・・・。
僕の場合、普段東京にいるわけではないので、そちらの展示のときは数日でも居るだけで、色んな出会いや情報が聞けます。自分ひとりでは何も出来ないけれど、人を介してどんどん世界が膨らんでいく感じです。
作品を描いていなければそんな事もないですし、まず、岡崎さんとも会えていませんしね。

 


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