メールを検索していたら,昨年に屋宜さんに送ったメールがでてきました。
ちょうど個展前に芸大の修了制作がめでたく買い上げとなり,その直後の個展だったので、
感激して送った時の懐かしいメールです。さて,今年の感想は。。。。。
明日までの展示ですが,是非、ご覧いただきたい、おすすめの展覧会です。
昨年に展示した過去の作品も小品室に展示しています。
屋宜久美子さま
今日はご苦労様でしたね。
知的でクールな印象ですが、偶然的な断片が、魅力でした。
見ると言う体験を枠の中で固定されたイメージの凝視から、より広い感覚や感情の場の想起へと押し広げていました。
ロランバルトの「説明的な要素」と「偶然的な細部」という言葉を思い出しながら、楽しませてもらいました。
試作段階を経て、作品化するまでの実験的な過程が見えることも魅力です。
今回の作品は、仕上がりも手が込んでいて、きれいに整えられ、完璧でした。
大変美しく、鑑賞者のイリュージョンを満たしてくれるものとなっています。
予想以上の進化を経て、私の最も好みとする作品になり、時期的には予定した通りのいい状況での個展が楽しみです。
早速のメールをいただきまして、ありがとうございます。
買い上げ、本当におめでとうございます。
それでは、また。
羅針盤
岡崎こゆ
以下は彼女からの返信です。
On 2007/02/25, at 20:07, 屋宜 久美子 wrote:
岡崎様
こんばんは。お疲れ様です。
今日はお忙しい中、修了展の会場に足を運んでいただきありがとうございました。
1年前に岡崎さんに声をかけていただいたおかげで、このようなよいタイミングで個展を行えること、とても感謝しています。
展示の時期もせまってきましたが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
屋宜久美子