森に溶ける光

河野 太郎 展

2015.5.25.Mon.〜5.30.Sat.

11:00〜19:00

※最終日17:00まで





河野 太郎
1991 三重県に生まれる
2014 金沢美術工芸大学工芸科金工コース鋳金 卒業
2014 金沢美術工芸大学美術工芸研究科工芸専攻金工コース鋳金 入学

2011 「東京芸大×金沢美大 鋳金交流展」金沢市民芸術村PIT5/石川
2012 「イモノの景色展」東京芸術大学大学美術館陳列館/東京
2013 「第一回 富山大学×金沢美大 工芸合同展“百花展”」金沢市民芸術村PIT5/石川
2014 「金沢美術工芸大学 卒業制作展」21世紀美術館/石川
2014 第二回 次世代工芸展 審査員・大藪泰賞 受賞(京都市産業技術研究所 研究室長)


『 私達の身近に佇む「森」を、型に熔解した金属を流し込む工芸技術「鋳金」を用いて表現しています。
 古来より人々は、熔けた金属の妖しい光に畏怖の念を抱き、型の中で金属が冷えて固まり「鋳物」として誕生する様に神秘性を見出してきました。また、森が一つの大きな生き物のように唸り揺れ動く様に畏怖し、まるで森自体が発光しているかのような煌めき、葉や枝によって重層的に造られた深い闇に神秘性を感じ取ってきました。
 私は、この「森」と「鋳金」の神秘性や在り方に、「今ここに確かに存在している」という実在感を覚えます。このかけがえのなさを、あらゆる物事が曖昧な今に対して提示したいと考え制作しています。
(鋳金技法による立体作品の他に、水彩絵具による絵画作品も展示。)』





 


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