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震災チャリチィー展修了しました。

「セックスは女」という女性三人のグループ展を開催中に3.11は起きた。
実存という重い哲学的なテーマに取り組む絵描きは久しく見なくなったが、この三人には、女性性を問い直す真摯なまなざしがあり、大地に生きる女性性のあり方を突きつける痛みや悩みがあり、生きる事の苦悩を直視するまなざしがあった。そこに私の目は釘付けになったのである。
重荷を背負って生きる罪深い女の業は、どのような解釈で持って、私たちの未来を語るのであろうか?
というような事を考えていたのも束の間、3.11は起きた。
今日は、この展覧会を企画,立案に協力してくださった内田あぐり先生と反省会を行う事になり、赤く辛い北京チャンポンが大変美味しいお店、天津飯店に行く。
3.11のとき、先生はメキシコで展覧会を開催していたが、その後、日本に帰国。
義援金を持って,陸前高田に行ったらしい。すごい人だなあ。お金を集めて、役所に届けて、実際に現場に行ったという。行動する先生は素晴らしいと思う。
そうそう、羅針盤でも、東北芸工大の有志で作品でチャリチィー展をやってほしい、そして、東北のみなさんに恩返しがしたいというので、よし、それならやろうという事で、展示をしていた。
本日、二ヶ月ほどの展示を終えた。
皆さんの協力があって、このような展示を出来た事を嬉しく思う。
皆さん、ご協力ありがとうございました。
まだまだたいへんな日が続きますが、日本のためにもうひとふんばりしたいです。
頑張りましょう。

 


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