機能性ポリビニールアルコール製品による膠への応用研究
2024年10月28日 - 2024年11月2日
日本画は膠と岩絵の具によって成り立ってきました。しかし近年その製造が不安定になっています。もし膠が何らかの理由で製造されなくなれば日本画の存続が危ぶまれます。
本研究は動物性タンパク質によらない、持続可能な安定したメジウムの可能性を探るために、機能性PVAL(ポリビニールアルコール)製品に着目しました。PVAL製品をメジウムに転用することで、持続可能な新たな画材の提案をし、誰もがチャレンジできる簡便な日本画のメジウムをめざしました。
出品者
岡村 桂三郎 加藤 良造 菊地 武彦 澤﨑 華子 武田 州左 千々岩 修
陳 芃宇 川端 もくは 田澤 苑実 中嶋 弘樹 森田 舞 山口 岳人
助成
ハーモニック伊藤財団
科学研究費助成事業 基盤研究C 課題番号 22K00256
協力
株式会社クラレ デンカ株式会社 日本酢ビ・ポバール株式会社 多摩美術大学日本画研究室