ガチヲ・サンダース個展 「有り余るほど贅沢な人生でした」
2021年1月18日 - 2021年1月23日
《プロフィール》
ガチヲ・サンダースGachiwo Thunder’s(現代美術作家、御多幸マエストロ)
絵画、マンガ、パフォーマンスなど様々なメディアを組み合わせたインスタレーション作品を展開し、友情、恋愛、死など普遍的な人間の営みについて表現している。
本展覧会「有り余るほど贅沢な人生でした」は、死あるいは別れをテーマにした複数のペインティングで構成された絵画インスタレーション新作の発表となります
ガチヲ・サンダース《Gachiwo Thunder’s》
(現代美術作家/御多幸マエストロ)
2012年、現代美術作家の佐賀永康によって生み出され活動を開始する。
絵画、マンガ、パフォーマンスなど様々なメディアを組み合わせたインスタレーション作品を展開し、友情、恋愛、死など普遍的な人間の営みについて表現している。
近年では葛飾北斎、ゾンビ、イザナギノミコトなどガチヲ・サンダースだけにしか会えない著名人との対談をもとに、主題の成立を図っている。
主な個展
2014年 『だって江ノ島なんだもん!にゃーあとヒュ〜』 Gallery & Café Gigi
2020年 『my ex-girlfriend is in another country,with bleeding maggots from her face.』 3331 Arts Chiyoda
主なグループ展
2016年 『街をとらえる記憶のドキュメント』藤沢市アートスペースFAS
2016年 『助手展』女子美術大学
2017年 『北斎漫画インスパイア』藤沢市アートスペースFAS
2018年 『助手展』女子美術大学
佐賀永康《Hisayasu Saga》
(現代美術作家/ガチヲ・サンダースマネージャー)
1980年神奈川県生まれ
東京造形大学大学院絵画研究領域修了
2012年まで現代美術作家として活動する
2012年『現代美術作家ガチヲ・サンダース』を制作する
以降作家としての権限をガチヲ・サンダースに譲渡し中の人として
マネージメントに回り活動している。
主な展覧会
2004年『若き画家からのメッセージ展』須藤美術館
2008年『POST』横浜創造界隈ZAIM
2009年『hidden place』ターナーギャラリー
2009年『ハッピー過ぎて腹イタイ』T&Gギャラリー
2020年『須藤一郎と世界一小さい美術館ものがたり』多摩美術大学美術館
『有り余るほど贅沢な人生でした〜My over-luxury history is over〜』
現代社会は多くの物質に囲まれ、膨大な数の人間は人類のために絶えず何かをし続けている。
その環境が全ての人に幸福を与えているかどうかは別として、
私は現代という人類史上最も贅沢な時間を過ごしているのだとぼんやり実感する。
それももうすぐ終わっちゃうのかな・・・そう思うと誰かのせいにして不安がってみては改善策を夢想してみたり、
当然だろうと諦めてしょんぼりしてみたりする。
本作品は複数の要素や様式を一画面に収め構成することで、有り余るほどに用意された贅沢な時間を表している。
また作品をシリーズ化することで、構成された一つの出来事を多様なイメージで感じ取れるように仕立て上げている。
この贅沢な時間がいつ終わるかは分からないが、今のうちにその日のことを作品に篭めておきたい。
終わった後にはもう描くことはできないだろうから。
2021年1月15日 ガチヲ・サンダース