2008羅針盤セレクション
ー日本画3人展ー
それぞれの風景vol.1

2008.2.11.mon.〜2.16.sat.
11:00〜19:00
※最終日17:00まで



人間の無意識界をつなぐものをどう表現するかにおいて、
秀でた3人の日本画家を紹介します。
何かの訪れを待って、定着したそれぞれの心象風景から、
目に見えないエネルギーを感じていただきたいと思います。


神保 千絵
1976年 千葉県生まれ
2001年 女子美術大学大学院日本画専攻修了卒業

絵になる瞬間に出会うのは、何気ない風景の中に潜んでいる点と線との集まりの中に、偶然生まれた表情やリズムを発見したときです。クールで無機質なモ チーフの中に「生」の要素を取り入れて、私なりの解釈で画面に表現したいと思っています。


米岡 響子
1978年 山口県生まれ
2005年 多摩美術大学大学院美術研究科修了

無心で作品に対峙していると無限に広がる空間や時の流れを感じることができます。刻々とうつろう日常とともに、はてしなく大きな時の流れが存在すること を確かめるために画面に向かっています。


古田 ゆかり
1969年 埼玉県生まれ
1994年 武蔵野美術大学日本画学科卒業

様々な要素により、その時々で変化し続ける物事。その流れのなかの、ある瞬間にしか存在しない変化の点。 その点を画面に留めておきたい。
そして、それらの点を通してその奥にあるものをたしかめてみたいと思うのである。


 


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