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2010.10.13.Wed

神山 玄 展

神山 玄の新作展を開催中です。
とても楽しい展覧会です。
初日から8点も売れてるんですよ。
すごい反響なのです
0号がたくさんあり、ノスタルジックな車、空き缶・・・などが、描かれています。
心惹かれる神山ワールドをぜひご覧下さい。
以下のようなメールをもらいました。


沢山の「日常」の場面を描いた作品群からはストロボ的であるものの、愛嬌あるモチーフがそれを見事に語っていると感じました。
黒猫、カラス、ノスタルジックな車、空き缶・・・これらは作家を生き映したような面持ちで、世間から逸脱した存在であり、孤独であり、淡いロマンスであるような、そういった切なさを表しているように捉えられます。
しかし、持ち前の明るさ、純朴な色遣い、散歩道の様な線、これらが真に軽やかな憧憬として観る者を引き付けて止まないように感じられます。

以上のような感想ですが、大変,共感します。
とてもいい文章ですね。


しかし、今週は大風邪をひいて、たいへんでした。
昨日は、日本橋老舗の店長会議のオペラとフレンチの食事会には頑張っていきましたが、その後、ダウン。

先週は、大阪の阪急メンズ館でのアート展にも出展していたので、一泊で搬入にも行き、休みなく動き回っていたため、疲れが出たようです。


2010.10.14.Thu

和紙花の展示 石渡真紀

先週は、大阪の梅田にある阪急百貨店、メンズファッション館でテイティングアート展に羅針盤から珍しい和紙花の作家、石渡真紀さんをコーディネーターさせていただきました。
5日は7時頃到着。お手伝いを依頼していた作家の田村さんと真紀さんでアジアン料理を食べ、8時半から飾り付け。ようやく終わったのは、11時過ぎでした。
以下、石渡さんからメールがきました。
完璧なできばえのディスプレー、あんなにきれいにできるとは.、、
来年も3月に予定しています。
石渡真紀さんに感謝致します。今後とも宜しくお願いします。


こゆさん

お疲れさまです!

昨晩大阪から帰って参りました.
阪急でのディスプレー、あんなにきれいにできるとは.、、
期待していた以上で本当に嬉しいです.

こゆさん、田村さんのサポート心から感謝しています.
この企画の実行委員の皆さんもとてもいい人達で本当に気持ちよくイベントに参加できました.

2010.10.14.Thu

石渡真紀さんの作品

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2010.10.14.Thu

メンズ館での様子

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総合デレクターのとしまさんと。

2010.10.14.Thu

作家の真紀さんと

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2010.10.14.Thu

作家の田村さんのお手伝いの様子

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夜遅くまで、展示の協力を惜しみなかった田村さん、本当にありがとうございました。
貴重なサポートでした。

2010.10.16.Sat

美術鑑賞 その一

10月は、良い展覧会が目白押しだった。
今のマイブームは、バーネット ニューマンである。
川村記念美術館にて、開催中だ。
抽象表現主義の代表的な作家。
ジャッドなどのミニマルアートに見られる、非常にストイックな絵画表現はもともと好きだが、探究心をそそる作家の一人。
また、田中一村展もたいへんおもしろかった。
かなり昔、南日本新聞に連載していた田中一村の記事を切り抜いていたことがある。
また、鹿児島の美術館でも田中一村展を見たことがあるが、全貌を見るのは初めてでとても興味深かった。
東京芸大をすぐにやめてしまっているんだな。
しかし、膨大なデッサンにはあまり関心はしないが、早熟な知性と教養の持ち主であったことが墨絵や書の筆跡からもわかり、興味がわく。
南国には強烈な光と影があり、咲き乱れる花や植物があり、作家を惹き付けてやまない楽園があるのだろう。
昨日は、某評論家の先生のお付きとして、東美の特別展示の内覧会及びレセプションに行く。お着物のご夫人が多く,すでに場違いな格好ではあったので,控えめに先生の斜め後ろについてゆく。
さすがに,すごい作家の絵には力がこもっているなあ。また、骨董の世界は奥が深いなあ。などなど、興奮してこの日の夜もよく眠れなかった。
烏丸光広や明恵上人の掛け軸に心奪われたが、お値段も500万というので、ちょっとお買い上げとは行かない。
風邪をひいて,まだ体調が良くないが、秋の夜長にニューマンの画集を見るのが何よりの楽しみ。


2010.10.19.Tue

リベラルアーツ

今日から、京都造形大学の新人選抜展を開催中だ。
夕方、一橋大学の芸術産業論のゼミの生徒さんらが柴山先生とお見えになる。
10名足らずの学生さんと交流するのは、初めてのことだ。
柴山さんは、一橋からハーバード大学を卒業後、ロックフェラーにいた方で、もとサザビーズ、ジャパンの社長を務め、現在は京都造形大学と一橋大学で教鞭をとっておられるときく。
今は会社も経営されているが、銀座にコレクションギャラリーもあるそうだ。
以前、イタリアンをご一緒させていただいたが、お話がぽんぽんと歯切れよく、しかも明快で気持ちよく、たいへんためになることばかりだった。
今回の一橋の学生さんにアートマネージに関するお話をしてもらいたいといわれたので、「まず、画廊をやるためには一年間、資本金600万、他、運営費として1400万円が必要でした。」というところから話し始めた。
一橋大学と言えば、将来、商社、銀行マン、さらには会社経営者として活躍することが期待される。
よって、彼らにとって、関心があるのは、経済界なのだから、芸術という分野がどう繋がるのかというところだろう。
さらに、質問の切れもよく、「銀座に300くらいの画廊があるとききますが、その中で、この画廊はどういうところに差異化をはかっていますか?〉とのこと。
それこそが、画廊ビジネスの成功のキーワードと感じていたので、「いい質問ですね、情報化社会により、世界がグローバル化するにつれて、日本とは?日本人とは?という原点回帰するという視点に立ち戻るのは必須だと思われたので、日本画を見直そう、若手作家の日本画を取り扱おうと思ったんです」というと、質問をした学生が、「原点回帰ということなんですね?」と念を押す問いかけがあった。
聡明な若者たちとその後もワインを片手に語り合ったが、大変刺激的で楽しかった。
「又、個人的に遊びに来ます」とのこと。
リベラルアーツな若者に大いに期待したい。
このゼミをとるくらいだから、昔ながらの上流階級社会に必要と思われる教養、リベラルアーツを身につけて育ってきたと思われる。
芸術の話ができる若者達。
文化資本にも大きな格差が生じていると感じた。
私たち、ギャラリーの仕事も文化資本の継承と啓蒙が必要であることは疑う余地がない。


2010.10.19.Tue

メールだより

早速,昨日の一橋大学のゼミ生から、このようなメールをいただく。
うれしいなあ。


アートスペース羅針盤代表 岡崎こゆ様

昨日訪問いたしました、一橋大学の・・・・
(柴山先生が講師の芸術産業論履修者)です。

昨日は貴重なお話ありがとうございました。
アートスペースのマネジメントのお話、大変勉強になり、
今後授業の一環でオークションを開催するにあたって大きな糧になったと思います。

今度個人的にゆっくりと訪問したいと思っています。その時はよろしくお願いします。

2010.10.26.Tue

京都造形芸術大学選抜展メンバー

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みなさんで集合写真を撮りました。
朝まで、マックでお化け話で盛り上がり,一睡もしていない生徒さんもいました。
眠そうですね。。。。。。
このメンバーから、スターがでそうな予感がします。
すでに佐竹くんは、アートネクストで準グランプリに選ばれ、来年はVOKAに選ばれています。
みなさんのこれからの活躍に期待します。
がんばって下さいね。

2010.10.26.Tue

売れてます。

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浅野紋子のポストカードブックが発売されました。
昨日は100名近くの方がオープニングに来られました。
三好企画から出版された浅野紋子のポストカードブック。
素敵なポストカードです。
昨日、17冊も売れました。
絵も購入してもらいたいですが、ポストカードもなかなか良いので、ぜひ、ご覧いただきたいです。

 


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